「定年後も働きたいが、どのように仕事を探せばよいか分からない」という高齢者は多いようです。老後も仕事を続けている人は、次にあげる4つの方法でおもに仕事を探しています。定年後に働いている人の多くは「元々勤めていた会社に再就職」しています。慣れた環境で、熟知している仕事を続けたいと考える人が多いからです。高齢者雇用安定法により、企業側も積極的に退職者を再雇用しているので、再就職はそれほど難しくありませんし、自分のスキルと経験を活かせます。
「知人からの紹介」も人気です。仕事の内容や職場の雰囲気など、知人から事前に聞くことができるので安心だというのが人気の理由です。信頼関係だけで、よく話を聞かずに決めるとミスマッチングが起こりますから、賃金やシフトなど、事前によく話し合っておくことが重要です。
「シルバー人材センター」に登録する方法もあります。自治体ごとに設置されています。まずはお住いの地域のシルバー人材センターの行う説明会に出席し、会員登録をします。仕事内容は技術系、事務系、管理系などです。給与は配給金(報酬)制なのでそれほど多くありませんが、自分の得意分野、スキルを活かして働けます。公益財団法人なので信頼性が高いのが魅力です。
「求人サイト」で老後の仕事を探す人も増えつつあります。一般的な求人サイトは若い世代向けなので、老後に働きたいシニアに特化した求人サイトを活用しましょう。複数のサイトに登録して仕事を探すことをおすすめします。